桜井洸希

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【これは困った…】最終目標を曖昧にしたまま、仕事を部下に振る上司

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【上司は、部下が自主的に最終目標を明確して、仕事を完結させることを

期待している】

最終目標を曖昧にされたまま、上司から仕事を振られた経験。

あなたにも、ありませんか?

例えば、こんな事例があります。

「○○さん、あのイベント企画の件なんだけど、

来週総務部と経理部の関係者を集めてくれるか?」

上司から、こんな指示がとんできた。

部下の方は、

「それは何のためですか?」

と素朴に質問。

すると、

「まぁ、何とも言えないけど、とりあえず会議を設定してくれ。」

会議のゴール地点をはっきりと言わないにもかかわらず、

とりあえず仕事は進めてくれ!というのです。

 

意外にも、こんな態度をとる上司は、どこの会社にも存在するようです。

そして、残念なことに、このような上司と部下との間には、

大きなすれ違いが生じているケースが少なくないのです。

 

上司は何故、仕事の最終目標をはっきりさせないのでしょうか?

実は、部下への期待が、そうさせています。

部下自ら考え、仕事の「ゴール」を自分なりに明確にしてほしい。

そして、自分の力で仕事を完結させてほしい。

そんな淡い期待を抱いているわけです。

上司から仕事の最終目標をはっきりさせてしまうと、

部下は上司が決めた道筋でしか仕事ができなくなってしまいます。

親が子に対して

「あなたは、銀行員になりなさい!」

と将来の職業を決めてしまったが故に、

子どもが自分の未来について何も考えなくなってしまうようなもの。

それでは、自ら頭を働かせて仕事を成し遂げる姿勢を失い、

いつまでたっても上司に頼りっぱなしになる。

それでは、部下の為にならない。

「最後まで、自分の力で仕事をやり遂げる!」

ぜひとも、そんな強い意思を醸成させて欲しいと願っているのです。

 

とは言え、上司自身が、

実は最終目標について深く考えていない場合もあるでしょう。

それでも、仕事のゴールを示さないことは、実は上司にとって危険な橋。

部下があらぬ方向に仕事を進めようものなら、その責任は自分に降りかかる。

こんなリスクを背負ってでも、部下に成長して欲しいのです。

ゴールをあえて曖昧にし、部下を困難な状況に置くことで、

自立心を養うチャンスを与えているわけですね。

 

 

【一方の部下は、上司の曖昧な指示に腹を立て、どうしたらいいのか戸惑う】

さて、一方の部下側であるあなた。

目的を曖昧にされたまま上司から仕事を振られたら、

どんな気分になりますか?

まず、腹立たしくなりますよね。

そして、どうしたらいいのか戸惑ってしまうことでしょう。

部下としては、上司に明確な指示をしてもらいたいと思っている。

部下の舵取りをすることこそ、上司の仕事なのだと理解しているでしょうから。

例えるなら、上司は船のキャプテンと一緒だという認識です。

キャプテンが目的の島を示してくれるからこそ、それを目指して船の操作ができる。

にもかかわらず

「適当な方向に進んでくれよ。」

なんて態度をとられたら、船員である部下は戸惑いを隠せませんよね。

そして、

「それじゃ、俺はどう動いたらいいんだよ!」

「適当に指示するな!」

こんな風に憤慨してしまうことでしょう。

 

もちろん、ある程度は部下も自ら考えて動くべきだと、心得ているでしょう。

指示されたとおりにしか仕事ができないのなら、アルバイトと何ら変わりません。

それでも、仕事のゴールまで曖昧にされ、

あたかもそれを部下に決めろと言わんばかりの態度をとられたら、

非常に困惑してしまう。

部下の立場で、そんな重い責任を背負わされる義理は無いはずですから。

上司には、仕事の最終目標を決め、それに対して責任を持って欲しい。

そんな思いが、部下の本音なのです。

 

 

【部下ができる改善策は、ずばり

「『この仕事のゴールは、〇〇ですね!』と部下から念押しすること」】

仕事の最終目標を曖昧にする上司。

彼らは、部下が自主的に最終目標を明確し、

そして、最後まで自分の力で仕事をやり遂げる自立心を醸成して欲しいと

期待しています。

しかし、一方の部下は、上司の曖昧な指示に腹を立て、

さらには自分がどんな行動をとっていいのか分からなくなり、

困惑してしまう。

この状況は、非常に危険です。

何の対策も打たなければ、上司と部下の関係性は、悪化の一途を辿ってしまう。

それでは、状況を改善するために、

部下側はどんな策を講じられるでしょうか?

 

「私の場合、上司から曖昧な指示が出されたら、

私の方から結論を言うようにしています。

『課長、その仕事の最終目標は、○○ということで良いでしょうか?』

という感じです。

上司がゴールを決めかねているなら、それを提案するのも部下の役割。

それに、部下の立場で仕事のゴールを決めたら怖くて仕方ないですからね。」

(20代男性/イベント企画会社)

 

この方が言うように、部下の方から最終目標を念押しすることが重要。

例えば、冒頭の例で言えば

「この会議のゴールは、当日の応援人員の人数と、

イベント予算額を確定させるということで、よろしいですよね?」

というように、自ら会議の最終目標を示してあげるのです。

部下としては、仕事の最終目標に対して責任は持てない。

それでも上司がゴールを曖昧にするのなら、

具体的に決めさせるよう上司を誘導すればいいわけです。

上司が決定したというシチュエーションに持ち込めば、

責任は上司が持つことになりますからね。

しかも、上司側も

「こいつは、ちゃんと考えて仕事しているんだな。」

と評価してくれる。

だからこそ、

「ちゃんと決めてくれよ!」

と腹を立てているより、

思い切って自分なりに考えたゴールを上司に念押ししてしまった方が、

あなたにとってお得な状況に運べるわけです。

 

 

【上司は、下手に指示するより、部下自ら効率的に動いてくれないものかと、

密かに期待している?】

「あえて部下に仕事のゴールを言わないこと。よくありますね。

最後まで自分の頭で考えて欲しいという気持ちもありますけど、

私が指示しないほうが良い動きをしてくれる場合もありますからね。」

(40代男性/専門商社管理職)

 

部下に自立してほしい。

もちろんそんな思いを持ちつつも、実は、部下の現状の能力にも期待している。

自分が下手にゴールを示してしまうより、若い頭で最終目標を見定めてくれた方が、

返って結果が良くなることも考えているわけです。

だからこそ、部下のあなたは、上司の曖昧な態度もプラスにとらえ、

思い切って自分で舵取りをしてしまいましょう!

 

 

 

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